忘れなそ、ふるさとの山河 〜郷土史編〜

地方の精神と国のかたち、都市は地方の接ぎ木である。

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2025-07-19から1日間の記事一覧

夏だけの「水の里」

郡上八幡市や近江八幡市ほどの「水の暮らしの風景」が残っているとは言わないが、我がふるさとにもあるにはある。夏だけ現れる「水の里」である。 江戸時代は米を経済の基盤とする米本位制で、どの藩も石高(米生産量)を増やす事が優先課題だった。狭隘な山…