忘れなそ、ふるさとの山河 〜郷土史編〜

地方の精神と国のかたち、都市は地方の接ぎ木である。

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”若き"Bungologistの悩み

 「あの人が私を愛してから、自分が自分にとってどれほど価値あるものになったことだろう。」、「われわれの本性は怠惰へと傾いている。だが、われわれは活動へと心を励ます限り、その活動の真の悦びを感ずる。」(”若きウェルテルの悩み”、live the way)

  

 昨年12月以来、投稿出来ずにいる。実家滞在が長期間に渡っていることに原因がありそうだ。自宅にいる時に比べ生活環境が大きく変化することになった。しかも”単身赴任”であり、”主夫業”も割と板についてきた。一方、長滞在により、ふるさとへの関心が尋常ならざる状況にある。俯瞰する視点は近接する視点へと、興味の度合いが極めてlocalでglobalな視点が用をなさない。

  

 ふるさとの山野河海を探訪する時間が愛しくてならないことに原因がありそうだ。ふるさとを冷静に観察出来なくなっている。肩入れし過ぎるのである。ふるさとの自然と文化と人そのものに交わることに曰く言い難い悦楽のようなものを感じ始めている。果たして恋心に似るや。日常に戻るにはそれなりの時間を要するということになる。

  

 恋には必ず終わりが来る。いつか別れねばならない日が訪れる。だから未練がましいがこの間の恋心だけは記録に留めておくようにしている。ふるさとへのラブレターのようなものである。

  

 今暫くは”シャルロッテ”に浸ることになりそうだ。ただ、結論は同じにはならない。

南海部に天空路を拓く会 - 天空路ブログ (minamiamabe.com)

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